厚生労働省の発表では、日本国内で最初の死者が出た模様です。
患者は、神奈川県内に住んでいた80歳代の女性。
この女性には、渡航歴がありませんでした。
このため、感染者との接触が原因とされ、厚生労働省が調査を進めることになるようです。
厚生労働省などによると、この女性は、1月22日に倦怠感を覚えたことから、近くの医療機関を受診したが、経過観察となった。
その後、倦怠感が増したことから、再度受診し、肺炎と診断されて、別の医療機関に入院した。
先週の6日になって、呼吸状態が悪化したため、他の医療機関に転院し、今日13日午後1時過ぎに死亡した模様。
昨日の時点で新型コロナウイルスの検査を受けており、死亡後に感染が確認されました。
依然として猛威
日本でも、感染者は徐々に増えてきている。
そして、ついに死者が出てしまった。
一方で、発生元の中国では、今日13日の発表で、感染者累計が6万人弱(59,805人)。
死者は、累計1,367人とされる。
これまでの報道などでは、接触感染もあり得るとのことであり、マスクなど必要な予防策を取りましょう。
感染経路は今だ不明
感染経路は今だに不明ながら、新たに「陽性」が判明した東京都のタクシー運転手の70代の男性の義理の母であることが分かった模様です。
日本政府は、重症者対策へ転換
2月15日の加藤厚労大臣の記者会見で、それまでの水際対策重視から転換した。
検査や治療ができる医療機関を拡充するなど、重症者を減らすための対策を加速させる方針。
2月13日以降、感染経路不明の患者が各地で相次ぎ、状況が変化して、今後、国内流行は避けられないとの認識を表明した。
日本人の感染状況
2月15日現在、40例の感染が発表されています。
そのうち国内居住者の居住地は、北から順に、
北海道、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、沖縄県。
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